人生は損得で生きてはいけない、尊徳で生きるもの

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「人は損得では生きてはいけない。尊徳で生きるもの」

今日の一言は、これで行きましょう。

人は兎角、『損得』で物事を考えすぎです。「あの人と付き合いたい。」「あの人は付き合いたくない。」とか、「これをしたら儲かる、儲からない」。「これをしたらプラス、これをしたらマイナス」

確かに、時間も金も機会も無限ではないから、選択と集中を、迫られることはあります。

でもその中で、『損得勘定』以外に、『尊徳』という要素を加味してください。

『聖者は愚者からも学ぶ 愚者は聖者に学ばない』という言葉もあります。

嫌いな人だからといって、付き合う必要はない、この人はマイナス。と、決めつけてしまうのではなく、その人にも良いところはあるのだから、それを尊び、真似をして、自分のプラスに変えればいいのです。

また、『損得勘定』という感情は、自分のプライドなどから、自分を高い位置に置いて、

他人と比較して、「私はレベルが高い」と勘違いして、奢り高ぶるところから始まります。

「この人とはレベルがあうから付き合う」「この人はレベルが低いから付き合わない」

「この仕事はレベルが高いからやる」「この仕事は、レベルが低いからやらない」

如何にあさましいことをしているのでしょうか?

自分の特性にあった仕事をするのは、正しいことですが、世の中、全ての仕事に必要性が

あって、それぞれの人が、年齢、性別、学歴、使える時間、障碍の有無などによって

働ける範囲で働いていて、それで世の中がなりたっているのです。

全ての仕事(主婦も含む)を讃えなければなりません。

 

私は、仕事の中で、部下に「馬鹿になれ、素直であれ、地味な努力を積み重ね、自ら燃え、仕事を好きになれ」ということを教えます。

『馬鹿になれ』は、とても大切で、「無鉄砲になれ」、というわけではなくて、「初学者の気持ちになれ」という意味なのです。物事を初めて学ぶ人の気持ちになって、資料を読んだり、

上司や先輩の話や説明を聞いて、『ありがたい』と尊徳の気持ちがあれば、仕事を覚え、

後に、『素直な姿勢』というのも生まれ、努力も積み重ね、自ら燃えて仕事に取組み、次第に

仕事を好きになるのです。仕事を教えてくれる、周りの人にも、自らを謙譲し、相手をたてることで、信頼関係が生まれます。

損得勘定だと、指示待ち人間になってしまい、「指示されたことだけをしていれば、給料

もらえますよね」という人が育ってしまいます。こういう人は、残念ながら、周りをみていないので、チームワークも育たず、あまり仕事も長続きしません。

日頃、『損得勘定』で、心を病んでいませんか?『尊徳感情』に切り替えて、心に優しい

生活に切り替えてみましょう。

 

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